「もっと食器洗いが効率的にできないかしら?」
「家事の負担を減らす方法はないかしら?」
そんな家事にまつわる困り事やお悩みをズバリ解決!洗浄を中心に“知らなきゃ損する”コツと工夫をご紹介。
新婚ホヤホヤの仲良し夫婦、家事が苦手なキク夫と家事エキスパートのロン子がナビゲートします。
食器洗い後のキッチンスポンジは、ちゃんと洗浄できているでしょうか? キッチンスポンジ自体のすすぎが不十分だったり、すぐに後で使うからと泡が残った状態で放置していると、雑菌の繁殖や異臭の原因になってしまいます。食後の残菜など見た目にわかる大きな汚れは、スポンジの奥まで入ることはあまりないですが、飲み物やソース、油汚れといった液体の汚れは内部まで入り込むことがあります。それらの汚れは外から見ただけでは気が付きにくいため、スポンジの内部まで意識して洗浄する必要があります。
使い終わったキッチンスポンジは表面に残っている残菜を取り除き、中性洗剤を使って十分に泡立てます。この時、スポンジ全体が収縮させて内部も含め全体に泡が広がるように洗います。スポンジの洗浄が終わったら流水ですすぎます。ここでも何度も収縮を繰り返し、完全に泡が無くなるまですすぎましょう。
すすぎが終わったら、ギュッと力を入れて絞ります。できるだけ水の滴りが無くなるまで十分に絞ります。それでもスポンジの内部にはわずかに水分が残るため、通気性のよいスポンジトレーに置いて乾燥させます。スポンに内部の水が落ちやすいように、スポンジ面を下にするか、横向きにして放置します。
キッチンスポンジを洗濯機や食洗機で洗うのはNGです。それらの多くはアルカリ性洗剤を使用するためスポンジや不織布を傷める原因になります。