「もっと食器洗いが効率的にできないかしら?」
「家事の負担を減らす方法はないかしら?」
そんな家事にまつわる困り事やお悩みをズバリ解決!洗浄を中心に“知らなきゃ損する”コツと工夫をご紹介。
新婚ホヤホヤの仲良し夫婦、家事が苦手なキク夫と家事エキスパートのロン子がナビゲートします。
食器洗いでは、例えば油汚れがひどいフライパンから洗い始めると、その汚れがキッチンスポンジに付着して、他の食器へ汚れが移り、広がってしまいます。これでは洗う手間も洗剤も、すすぎの水の量も多くなりがちです。スムーズな食器洗いは、汚れが少ないものから洗い始める「洗う順序を考えて、汚れを広げない」ことが大切です。まずは、比較的油汚れが少ないグラスやコップから洗い始めるのが基本です。
また、食後すぐに洗わない時は、汚れの乾きやこびりつきを防ぐため、水へ漬けておきましょう。その際、食器用洗剤を少量入れた水につけておくと、ごはん粒などデンプン質の汚れを柔らかくすることができ落としやすくなります。
食べ残しや、油、ソースなどは、あらかじめキッチンペーパーなどで拭き取っておくと、汚れが減るだけでなく、キッチンスポンジへの汚れ移りを少なくすることができます。
油汚れがひどい物を洗うとキッチンスポンジへ汚れがベットリ付着してしまい、その汚れを落とすにもひと苦労です。目の粗いタイプや起毛タイプのスポンジを使えば、油切れ・水切れがよく、洗剤と水の節約にも繋がります。
汚れが軽い→汚れがひどい順に洗う
汚れが軽い順番に洗うことで、汚れが広がるのを防ぎ、洗浄がスムーズに行えます。
付着した汚れが落ちやすいキッチンスポンジ
スポンジの目が粗いタイプ(写真左)や起毛タイプ(写真右)のキッチンスポンジなら、油切れ・水切れがよく、洗剤と水の節約になります。
1 比較的汚れが少ない、グラスやコップなどから洗います。
2 続いて汚れが少ない食器を洗います。
3 最後に汚れがひどい食器や、鍋、フライパンなどを洗います。
4 鍋やフライパンにこびりついた汚れは、水をはってしばらく置くと、汚れの乾燥を防ぎ柔らかくなるため落としやすくなります。
5 目が粗いスポンジなら油切れ・水切れがよく、洗剤と水の節約になります。
6 起毛タイプのキッチンスポンジなら、油汚れも流水だけでサッと落とすことができます。